17日はあいにくの冷たい雨でしたが、衣裳らくやさんにて
薩摩琵琶with二十五絃箏演奏会をさせていただきました!

今回は演奏だけでなく、演奏内容やテーマに合わせて
着物スタイリストの石田節子さんに着物をコーディネイトしていただくという
胸の高鳴るコラボがありました!

荒井靖水氏はタイ木綿の絞り生地を着物仕立てにしたもの。
平家物語がモチーフで盲僧琵琶をイメージ。
私の着物は、紬の着物に、黄色のアンティークの素敵な扇柄の着物を一緒にして
春を表現して下さったそうで
箏を演奏する際にちらりと奥ゆかしく見えるように袖口にもこの扇柄があります。

また、帯もアンティークの扇の帯を角出しに結んでいただきました。

今回は春と平家物語、音楽がテーマの演奏会でしたので、お客さまも
色々なモチーフをつけて聞きにいらして下さいまして
とてもおしゃれで粋な着こなしの方々ばかりでうっとり。
こちらのらくやさんホームページにお客様のセンスがずらりと載っています!
♪らくやさんのホームページです また、私共のオリジナル曲「春宵」は玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋をテーマにした曲で、
白楽天の漢詩『長恨歌』からその題名を取っているのですが、
らくやさんにお邪魔したらその『長恨歌』の屏風があり、
この日一番最後に演奏する曲目でもあったので、急遽演奏会場に置いてもらうことにしました。

漢詩のどこかに「春宵」の文字がありますよ~!
お客様にもあたたかく聞いていただきました。
1部と2部の途中では、石田さんによる着物スタイリングについてのお話もあり、
衣装によって演奏する時の気持ちや心構えも変わってくるものなので
自分自身もとても楽しい時間を過ごさせて頂きました!

いつも自分でしている着付けですが、この日はスタイリストの斎藤房江さんに着つけていただき、
どうしたらスッキリと機能的に美しく着付けができるかも教えていただきました。
雨の中いらしてくださったお客様、らくやの石田さんはじめスタッフの皆様、
本当にありがとうございました!