母のこと
2015.12.31.13:41
私事ではございますが、母が12月24日に亡くなりました。
27日通夜、28日告別式が終わり、母を見送って参りました。
多くの方々に寒い中、遠いところをご参列いただきました。
また、お花や弔電、多くのお手紙やメール、お電話をいただき、
皆様方に支えられていることを、身に感じて有り難く思いました。
皆様方のお陰で、私自身、母の旅立ちを見届けることができました。
何かと不行届きの事ばかりで失礼なことも多くあったかと存じますが、
ご容赦下さいますよう、お願い申し上げます。
母の生前のご厚誼、心より感謝申し上げます。

家族・親戚・お友達…母の印象はそれぞれと思いますが、私から見た母。
母は楽器を演奏する人ではなかったのですが、
私が演奏することを楽しみにしてくれていたようで、
よく演奏を聴きにきてくれました。
私が24歳で家を出てからは、
演奏会に来てくれた時に、ホールのロビーで久しぶりに母に会う、
というパターンが多かったかもしれません。

この写真も3カ月前、9月の演奏の時の写真です。
残念ながら、これが最後に聴きにきてくれた演奏、
そして遺影になってしまったのですが、たくさん聴きに来てくれました。
11月に母が急に入院することになりまして
演奏は続けて欲しいと母の言葉もあり、続けさせていただきました。
先生方や、周りのみなさんのご協力あって、
リハーサル等、融通していただき、生徒さんのお稽古も
変更続きで…
かなり皆様にご迷惑をおかけいたしました。
皆様のおかげで、母の64歳の誕生日を、家族で病室で祝えたことも含め
この2ヶ月弱は母と多くの時間を過ごすことができました。
病状も苦しいだろう、辛いだろうと思うのに一言も愚痴もこぼさず、
芯の強い母でした。
そんな母に恥じないように、私も懸命に生きようと思います。
個人的なことをつらつらと重ねてしまいました。
まだ悲しみは癒えませんが、前を向いて進みたいと思っております。
皆様本当にありがとうございました。
2015年も大変お世話になり、ありがとうございました!
来年も、どうぞよろしくお願い致します。