古事変奏ダンスプロジェクト2016『三猿富士踊』
2016.03.28.16:29
昨年に続き今年もご一緒させていただきます。
『古事変奏ダンスプロジェクト2016 三猿富士踊』リハーサルの模様などは
また後日に。
お時間ございましたら是非いらしてくださいませ。

《古事変奏ダンスプロジェクト2016『三猿富士踊』》
25月15日(日)
開場 17:30 / 開演 18:00
武蔵野芸能劇場(小劇場)
http://www.musashino-culture.or.jp/sisetu/geinou/access.html
■出演 古事変奏集団
●パフォーマンス
菅佐原真理
鈴木よう子
木原丹
●歌・語り
志人(語り、歌)
田中悠美子(三味線、歌)
●演奏
山田路子 (篠笛)
鈴木広志 (フルート、バスクラリネット、サックス)
喜羽美帆 (二十五絃箏)
東保光 (コントラバス)
福原千鶴 (鼓、締太鼓)
小林武文 (パーカッション)
■演目
『三猿富士踊』
『鳥歌う朝を待つ』
『ひとまる月夜』
■ご予約・お問い合わせ
・予約ページhttps://coubic.com/kojihenso/187453
■企画/演出/音楽 東保光
■振付 菅佐原真理、鈴木よう子、木原丹
■猿面製作/高田茉依
■照明 渡辺敬之
■音響 高橋清
■フライヤーデザイン 長谷川健太郎
■舞台制作 Rupa Music
■主催 velvetsun products
人間にとって猿とはどのような存在なのでしょうか。
近世日本の芸能や図像などの文化からそれを考えたとき、
そこには命の誕生に関する人の願いとともに
社会の有様における人間の心理の深層に触れる何かがみえてきます。
巨大災害の影響やテロなどの社会不安などにより、
現代社会ほど様々な局面においていろいろな意味で
「見ざる、聞かざる、言わざる」という三猿にまつわる言葉が
強く響く時代はないかもしれません。
また、近代以降わたしたち日本人が捨て去った、
月待などの講文化におけるマチ事の習俗からは、
コミニュケーションの環境の問題とともに、
自然の運行に合わせた文化形成のなかに、
命と魂にかかわる人間社会の祈りの普遍を見出すことができます。
古事変奏プロジェクトは、古くから伝わる様々な日本文化のコンセプトを、
現代に全く新しい芸能表現として浮かびあがらせるプロジェクトです。
今回の公演は、近世日本の「サルを巡る文化」と「月待習俗」を見つめて、
日本の社会の有様と人の願いについて芸能を通して考えます。
(フライヤ記載文章)
