恵那にて『文政の嵐』
2017.04.24.20:21
『文政の嵐』公演。
21日から初めての恵那市に入りました。
先週は低気圧の影響で、メ二エール病のめまい症状が普段よりも
長く激しく、この公演のお稽古もお休みさせていただいたり
皆様にご迷惑をお掛けしてしまいましたが・・・
無事に恵那市文化センターで仕込みやゲネプロ。
江戸文政時代に、ここ恵那市岩村藩城下で飢饉にあえぐ
農民を救わんとして、年貢米俵に石礫を入れて上納、
それが発覚し斬首された、実在の代官・橋本祐三郎氏の物語。

愛民代官と慕われましたが、罪人として処された
橋本祐三郎氏の首塚に、公演前に伺うことができました。
台本にもある阿木・飯沼等の地名と山に囲まれた土地を実際に感じて、
より公演では身近に物語を感じながら、
鼓・今井尋也さん、笛・岸田晃司さん、二十五絃箏・喜羽美帆にて
演奏させていただきました。
ちょうど桜が咲き、つくしや桃の花に春の訪れを感じました。

また、今回の公演では、地元の方々が農民役として出演されていたので、
よりリアルな公演になったように思いました。
時間がなくて出演者の方とあまり写真は撮れませんでしたが
充実の濃い1泊2日でした。

みなさまどうもありがとうございました‼