ゴールデンウィーク中は国立劇場での演奏会もありましたが、
サントリー美術館、金津創作の森美術館、
そして根津美術館と3つの美術館に行って
芸術にたくさん触れることができました。
打ち合わせとリハーサルもあり、福井県あわら市の金津創作の森美術館へ。
野外美術館には自然の中に作品があり、それがとても素敵でいつまでも
座って見ていたいと思えるような場所。
KOSEI KOMATSU EXHIBITION 光と影のモビール「森の夢」
ちょうど「森のアートフェスタ」も開催中で、
日本各地から陶磁器、木工金工、染・織、布雑貨、皮革、ガラスなど
手作り作品販売の方がたくさんいらしていて、いくつか気に入った商品を購入しました。
南青山の根津美術館には、毎年「燕子花図屏風」を見に行くことを楽しみにしています。
今回の展示は「燕子花図屏風の茶会」
昭和12年のお茶事を元にした展示で、普段と違うテイストのテーマに沿って
異なる角度から「燕子花図屏風」もほかの作品も楽しみました。
9年前に母が一緒に「燕子花図屏風」を見に行こう、と誘ってくれてから
根津美術館の庭園に燕子花が咲くこの時期の行事になっています。
コロナ禍で2年前は展示が中止になりましたが、見るたびに違う印象を受けます。
優れた文学や絵画に出会うとその時々で受ける印象が変わる、
すなわち自身の投影であり成長や変化、退化もわかってしまうのかなと
楽しくもありちょっと怖くもあり。
庭園の燕子花もちょうど美しく咲いていました。
燕子花の色にちなんで紫と緑の帯締めにしてみました。
ミュージアムショップではクリアファイルとともに
「着物と日本の色」という心躍る本も購入。
ちょうど根津美術館に行った5月8日は母の日で、
絵を見た感想や誕生日をたくさんの方にお祝いしていただいたことなど
母のお墓に報告に行ってきました。
美しいものをたくさん見てインプット、心に栄養がたくさん。
良い状態で演奏も頑張りたいと思います!
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