「今年は自身にとっての挑戦の年になりそうです」と
年頭のブログに記した記憶があります。
その時は3月のソロリサイタルに向けた意気込みであったかと思いますが
演奏や教授活動とは違うジャンルで
自身に挑む日がこんなに早くやってくるとは思っておりませんでした。
アーツカウンシル東京様が主催するアーツアカデミー
「キャパシティビルディング講座2022」の受講生となることができ、
先日第一回目と二回目が始まりました。
キャパシティビルディング講座とはこのような講座です。
アーツカウンシル東京様のウェブサイトより。
↓
「アーツカウンシル東京では、これからの時代の芸術文化の担い手を発掘、
育成することを目的とした人材育成事業「アーツアカデミー」を実施しています。
この度は「アーツアカデミー」の2つの講座、
1. キャパシティビルディング講座、2. 会計・税務講座をご案内いたします。
両講座ともに、大きく変容する社会の中で文化セクターの多様な担い手が
「創造し続けるため」の思考力、実践力を後押しするプログラムです。
社会と芸術文化の関係性を広い視座で捉え、
自らの実践を展開する多様な担い手の活動基盤・推進力強化を全力でサポートします。」
先日の一回目、二回目は講師の先生方の講義形式に加えて
ポイントポイントでディスカッションを重ねるという方法で
講義を受けた上で自分に落とし込んでいく、そしてディスカッションで
考えをまとめていく、といった充実しすぎる時間でした。
頭の中が飽和状態。その辺りを次々にまとめていく力も求められているかと思います。
受講生は全部で16名で、アートをはじめ広いジャンル方が集まっています。
私のような実演家は少なくて、どちらかというと財団や劇団等制作の方や団体代表の方が多く、
経歴を拝見しているだけでも
今までに培った様々な経験や、見識をお持ちの方ばかりで
それぞれのショートレポート発表や自己紹介を聞いているだけでも刺激を受けました。
講師、ファシリテーターの先生方やアーツカウンシル東京の皆様の
力強い中にもあたたかく、むしろ熱い全面的協力のなかで
このキャパシティビルディング講座を受講させていただけることは
本当に恵まれた環境と改めて思いまして、
自分なりに懸命に食らい付き、たくさんのことを吸収して学び、
考える力を押し広げたいと思っております。
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