今年も根津美術館に尾形光琳「燕子花図屏風」観に行ってきました。
「国宝・燕子花図屏風ー光琳の生きた時代1658-1716-」
チケット予約したのは会期最終日、で多くの方で賑わっていました。
光琳の生きた同世代の作品というテーマで、
源氏物語を題材にした雅やかな作品や、大津絵のおおらかな作品展示もありました。
「燕子花図屏風」という1つの作品を毎年違ったテーマに沿って
様々な方向と視点から鑑賞できることも、毎年のこの時期に通う楽しみになっています。
この作品と対峙したときの自分の受け取り方や、感じ方の違いもあって、
作品を眺めながらこれまでの1年を振り返ってみたりする気持ちもあります。
庭園の燕子花はほとんど咲き終わっていましたが、
新緑の葉の色や柔らかそうな新芽、躑躅も咲いていてとてもきれいでした。
この日は母の日でもあったので、美術館に行く前に母のお墓にも寄ってきました。
毎年「燕子花図屏風」を観るようになって何年目でしょうか、
恒例になったきっかけになったのは母が勧めてくれたから。
これから観に行ってきますね、と、いつも見守ってくれてありがとう、を報告しました。
スポンサーサイト