和楽器と日本舞踊によるボレロ、再生回数1万回超え
2023.05.29.13:33
コメントが入りました、というメールがたくさんきていて何かな?と思って見てみると
「和楽器と日本舞踊によるボレロ」のYouTube動画再生回数が
1万回を超えていました。
2021年12月に公演、2022年9月にアップロードして、先週までは3000回再生くらいだったのに
何かのきっかけがあったのか、3日で4倍くらいの方が見てくださった模様です。
コメントも和のボレロ、カッコイイ!など好意的なコメントをいただき嬉しい限りです。
ボレロのリズムのように、人には等しく時が流れているけれども、置かれている状況下では時間が伸び縮みして感じることもある。
スローモーションのように感じる1分もあれば、どうしてこんなに長いのかと思う1日も。
ちょうどコロナ禍で色々なことを考えていた時に企画して、
キャスト、スタッフの方に助けていただいて公演した
この【ボレロー和楽器ー刻むとき】が多くの方の目に触れ
ご覧くださること、本当に有難いこと、嬉しく思います。
是非こちらからご覧くださいませ。
https://youtu.be/Q_fZROYADlA
【ボレロー和楽器ー刻むとき】 和楽器と日本舞踊によるボレロ。
過去ー現在ー未来と、ボレロのリズムのように時が流れ、各々の人生を刻んでいく時に、
その不変の「とき」の概念の中でも時間が伸び縮みするようなさまざまな瞬間があります。
コロナ禍でも前に進んでいきたい、という気持ちで
ラヴェルの名作「ボレロ」を 和楽器と日本舞踊で企画・表現することに挑みました。(企画・演奏:喜羽美帆)
2021年12月7日座・高円寺(東京都杉並区)にて発表。
英語での字幕付き。

【ボレロ】を和楽器で演奏するという挑戦。
演奏の皆さんの想いと覚悟を受けて…
『古典の美』と、『心のままに躍動する感覚』とを織り混ぜて、踊りを作ってゆきました。
ボレロは最初から最後まで、同じリズムを打楽器が刻みますが、
静と動や、喜怒哀楽を織り成す音楽が、それを同じリズムとは思わせない、不思議な魅力があります。
時は等しく流れているはずなのに、うずくまる時はまるで止まったかのように感じ、
エネルギーに溢れる時は光の速さで流れてゆく…
誰しもが胸の内で、心が死んでしまいそうな時や、燃えあがるような時を繰り返し、
立ち止まり、葛藤し、挑戦し、歩んでいるように思います。
そうした営みの中で生きる全ての方が、きっと、空高く飛び立てるように願って…
今回のボレロは【不死鳥】をテーマに致しました。
一度灰になった不死鳥が、暗闇の中で空を渇望してもがく様から、
再び心が鼓動し、炎がともり、 復活の飛翔を遂げるまでの物語です。
和楽器と日本舞踊の描くボレロ、
皆さんの胸の内で、心のままに旅して頂けたら幸せです。 (日本舞踊:藤川澄十郎)
【出演者】
藤川澄十郎(日本舞踊藤川流家元)
原郷界山(尺八)
喜羽美帆(二十五絃箏)
武田朋子(篠笛・能管)
金刺敬大(太鼓・鳴り物)
内藤美和(低音二十五絃箏)
金刺由大(太鼓)
シンゴ(太鼓)
【スタッフ】
照明/ 菅原渉吾(クレアス株式会社)
音響/ 梶野泰範(ステージマインド株式会社)
舞台監督/ 渡部淳一(有限会社リズム)
映像撮影・編集/ 彩高堂
写真撮影/ 金刺文三夫(スタジオK)
衣装(藤川澄十郎)/ 西村桂子
かつら(藤川澄十郎)/ 永井忠久
翻訳/ 友国麻衣子
制作・運営/ クリエイトラッド・ジャパン
主催/ 株式会社音羽クリエイティブ
http://otowacreative.com/